顔のコンプレックスは色々あるけれど、顎のしゃくれで悩んでいる人が結構いると思います。
実はこの顎のしゃくれは骨ではなく「筋肉」が原因の場合があるのを知っていますか?
オペするクリニックを探す前に、まずはこれらの方法を試してみましょう!
もくじ
しゃくれを自力で治す方法
しゃくれを改善するには必ず手術が必要というわけではありません。以下の方法で改善された!という人も多数いるので、一度実践してみては?!
マッサージでしゃくれを治す
① まずは顔全体の筋肉をほぐします
② 全体がほぐれたら、耳たぶの下の顎の付け根をゆっくりとほぐす。
③ そのまま、首筋から下へ流す
これは、リンパの流れを良くする効果もあり顎の筋肉もほぐれて小さくなっていきます。
ポイントは、力を入れすぎずに毎日行うことで個人差はありますが、早い人で2週間ほどで効果が出てきます。
舌エクササイズでしゃくれを治す
① 顔を天井に向け、舌をぐーっと出して15秒ほど静止状態を保ちます。
② 次に口を閉じてそのまま中で、舌を左右に這わせます。これを10回~20回ほど繰り返します。
これは顎を強制的に「引く」という効果があります。
トレーニングでしゃくれを治す
高校生の頃から自らもあごの形に悩まされてきた舟木先生が、コンプレックスを克服した実践トレーニング法を本にまとめられています。
しゃくれになる原因は?
しゃくれは、遺伝や生活環境によって作られる場合があります。
親がしゃくれの場合は、遺伝になりやすいですが「親はそうでもないのに、自分だけ。。」という人は、小さい頃に指しゃぶりをしていたなどの育ってきた環境で変化してきます。
小さい頃からの習慣が、顎の変形などをつくってしまうことがあるんですね。
歯が原因のしゃくれは治すことができる
① 頬杖をついている
② 片方の奥歯だけで噛んでいる
③ うつぶせ寝をしている
④ 歯をくいしばる癖がある
⑤ 寝ている時に歯ぎしりをしている
上のような癖や習慣がある人は、歯が原因になってしゃくれている場合があるので歯列矯正などで治す方法もあります。
しゃくれと受け口は同じ?
しゃくれの中には、上の前歯よりも下の前歯が出ている「受け口」になっている場合があります。自分の歯並びを確認して、上下の前歯のかみ合わせが悪くて顎がでているなら審美系の治療を受けることになります。
受け口の場合はマウスピースなど矯正により治ることが多いので、一度カウンセリングだけでも受けて見ることをおすすめします。
関東方面の方なら、しゃくれが手術なしで改善した実績を多くもつ大塚駅前歯科で無料カウンセリングをおこなっておられます。
自宅で歯科矯正したい場合
まずは自分で手軽に歯科矯正をしたい人におすすめのアイテムがあります。
固すぎず柔らかすぎない樹脂でできたマウスピースです。
上の画像は少し顎がしゃくれたように見えますが、マウスピースで矯正することでかなり顎が引っ込んでいるように見えますね!
まずは自宅で試してみて様子を見てみましょう!
しゃくれを誤魔化すビジュアル法
しゃくれを目立たせない化粧法や服装などがあるので参考にしてみてください。
① 眉は真っすぐな直線ラインにし、右上がりに作らない
② 横にボリュームをもたせる髪型にする
③ 胸元や首元がすっきりと開いた服を着る
どこからがしゃくれになるのか?
と言っても、一体しゃくれの基準は?
「もしかして私はしゃくれなの?」とどっちつかずな人へ、しゃくれの基準数値をご紹介します。
上の画像のように下唇の下端から矢印の幅の長さを測ります。この長さの平均値と自分の長さを比べてみてください。
女性平均が35mm
男性平均が38mm
だと言われています。
しゃくれだと、なんとなく顔が大きく見えてしまったりゴツゴツのイメージがついてしまったりコンプレックスの一つになりがちですが、ほとんどの人の顎のレントゲンは実は同じなんです。
そこに、色々な原因で肉がついてしまい、固まった状態が【 しゃくれ 】になっている事がほとんどだそうです。
しゃくれを治す手術と費用は?
どうしてもマッサージなど、自力で治せない場合は手っ取り早く手術をする方法もあります。
子供に比べて、大人の骨はすでに完成しているので手術でないと治せないこともあります。
手術の流れと費用
①術前に矯正治療をする
外科的矯正治療の場合だと保険が適用されるので
3割負担で25万円前後
②大学病院などで外科手術をする
入院期間は1週間~4週間程度。
20万円~40万円前後
③術後、再度矯正治療をする
噛み合わせなどの矯正が行われ、
半年~1年程度かかる
矯正や手術は保険適用かそうでないかで費用が大きく変わってきます。
しゃくれが重度の場合は更生医療指定機関で受けるようにしましょう。
顔の悩みは、何歳であろうと男女関係なくあるもの。
子供のうちなら治しやすい傾向があるので、気になる場合は早めに矯正することをおすすめします。
大人の場合は、凝り固まった筋肉をほぐし時間をかけて矯正していくことになりますが最終的には手術という選択しになるのでお金はかかりそうですね。